新*ぶたちゃんのブログ

“ ぶたちゃんのしっぽ ” 管理人:ゆん の、不定期更新 ブログ。
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ミキの食欲が無くなった日。
お久しぶりです。

前回の日記から、だいぶ間が開きました。

その間、色々あったんですが、
少しづつ ブログに書きたいと思います。


**********


12月1日―。

私はその場に居なかったので、妹から聞いた話より。


11月30日から 何故かミキの食欲が落ちる。
そして、食べたものを吐いてしまう。

今まで、風邪をひこうが、
手術をしようが、
抗がん剤治療を受けようが、

食欲が落ちなかったミキ。


その大食漢のミキ様が、ご飯を食べない。


そして、妙なお腹の膨らみ … 。

これはおかしい … と、動物病院へ電話。
(食欲がミキの体調のバロメーターw)



― 行きつけの 某動物病院 へ。


ところが、診断もせず、
太り過ぎによるものじゃないか、と。

しかも診療時間外だから明日来てくれ、と。

おいおい、そりゃないだろう!!
と思いつつ。


結局、何の診察も治療もしてもらえなかった。



― 夕方になり、食欲が無く、元気もないミキ…。


居ても経っても居られない 母が、

職場の方に 評判の良い病院 を紹介してもらうことに。



― もうすぐ年を超す忙しい中、父の運転する車で、病院へ。

そして、早速、診察をしてもらう事に。


院内は綺麗で、最先端医療器具の揃った病院でした。



院長先生にお腹を触診してもらうと、

『 …ん? 』


どうやら 腹水 が溜まっているらしい。



そして、緊急の精密検査へ―。



診断の結果、


まず、胆のうと 肝臓が腫れ上がっている。

原因不明の 腹水と 胸水。

そして、腹膜炎。

さらには 膵炎 をおこしている可能性が。


もし人間なら、正気じゃ居られない痛みだろうと … 。



― そして、絶望的な言葉。



 余命は わずかでしょう、と。



**********



― ここで初めて 私を含む、H家の4人 が病院に揃い、
詳しいミキの容態の説明を受ける。


医学書や ミキの体のエコーの写真、数値などを
丁寧に、わかるように、先生は話してくれた。


そして、ミキの 胆のう から抜いた 胆汁 を見せてくれた。

ビーカーの半分ぐらいに溜まった黒い水。


これが 体から ???

どんな素人でも、おそらく 事の重大さには気付くだろう。



― 先生は、腫れ上がった 胆のう が一番気になっているらしい。


胆石か何かで 胆管 が詰まっている。

もしこれが 詰まったままではいけない。


胆汁が正常に流れるかどうか、実験してみて、

流れたら 内科的に治療 して様子を見、
流れなければ 外科手術 をしなければならない。


ただし、ミキは 12才 ―。


手術に耐えられるかどうか わからない。

そもそも、麻酔の段階で 命を落とす可能性もある。


そのリスクを考えつつ、

胆汁が流れるかどうかの結果を
待合室 で 待っていて下さい、との事。



― 結果が出るまで、約30分。

時間が長く感じる。


こうしている間も、ミキは苦しんでいたのだろうか。

体の割には甘えん坊で、

食い意地が張っていて、

尻尾を踏んづけられても 全く怒らない 優しいミキ。


我が家の いやしい … もとい、癒やし系。



そんな思い出ばかりが、頭をグルグル巡っていた。



家族皆、下を向き、涙を流している。

多分、みんな、同じ気持ち。



― そして、先生に診察室へ呼ばれた。


結果、


胆汁は流れない。

完全に胆管が詰まっている。


手術をしなければ、助からない。


でも、手術が成功する確率は、
20パーセント…

あるいは、もっと低いかもしれない。


リスクは さっき何度も聞いた。




『 ご家族はみなさんだけですか? 』

『 はい… 』



『 僕は、一人でも手術に反対する人が居れば、手術は出来ません 』



… このまま、ほっておいても 命は3日も持たない。

それなら、可能性がある方に賭けたい。


それは、飼い主のエゴかもしれないけど。


でも、胆汁を抜いてもらって、

少し楽になったミキの目は、まだ死んでいなかったから。


― 4人とも、思いは一つだった。


『 お願いします 』




― 手術・入院の手続きを一通り終え、

あとは先生に任せ、一時帰宅をする事に。


時間はすでに 22時近く。


長引く手術になるので、終わったら電話で連絡をします、と。


そして、
もし 開腹して、あまりにも酷かったら
そのまま何もせずに、お腹を閉じます、と。


… さっきから、覚悟しなきゃいけない事が多過ぎる。



― 帰宅する前に、ミキに会わせてもらった。


 え〜なんで???置いて帰っちゃうの???


と言わんばかりに、点滴の管を引きずりながら 一緒に帰ろうとするミキ。


そのミキが、いつものミキらしくて、

ほっとしたと同時に

悲しかった。



『 本当に、本当に、全力でやりますから!! 』


先生の言葉が、とても力強く、頼もしく聞こえた。



これが最後じゃないよね、ミキ…。



**********



― 帰りの車、音楽もラジオもつけず、ただ皆黙っていた。



嫁に行った私は、実家では無く、自分の家へ。


電話は 実家にかかってくる事になっていたので、

何かあったら 私にも教えて、と言い残し、皆と別れた。



( ここからは、母に聞いた話 )



―23時半。


病院から 電話 が。

手術は夜通しかかるはずなのに、早すぎる!!


まさか… まさか…。



― おそるおそる、電話をとる。

( 母曰く、心臓が止まりそうだった、と。 )


 開腹した結果、十二指腸と、胃に穴が開いているので、
 手術の項目が増えました。


との事。

『 わかりました、わざわざ ありがとうございます 』

最悪の電話じゃ無くて、良かった。


― 午前1時半。


また、病院から電話。


祈りつつ、受話器をとる母。



『 手術が無事に終わりました 』


『 ああ… ありがとうございます!! 』


『 詳しい説明をしますので、また朝になったら病院に来て下さい 』

『 本当に ありがとうございました 』



**********


― 長い長い夜が明け、病院へ。


先生もビックリするぐらい、開腹して分かった事が多かったらしい。

ミキのお腹の写真を見せてもらった。


胃に2ミリの穴、そして、十二指腸には2センチの穴が。


腹水だと思っていたのは、実は 胃から出た 胃酸。

たったの2ミリの穴から流れ出た胃酸が、ミキの体を溶かしていた…。


おそるべし、ミキの胃酸。



そして、幸か不幸か、太っていた御陰で、

腸の方には流れていなかったので、腸は無傷。


さすが ミキのお腹の脂肪、ここで役に立つとは。



― 穴があいた原因は未だに不明だが、

とりあえず手術は成功。


あとは、ミキの気力と体力にかけるしか無い、との事。


手術後のミキは、モウロウとしながらも、ママに甘えていたらしい。

ほんの少し、希望が持てた瞬間だった。



**********



― そして、かれこれ、2週間。

余命3日と診断されたミキ様 は …






ミキ様の今

無事に 退院したわ〜〜〜ん。





… 普通に退院しました。


入院中は、あんなに家に帰りたがっていたくせに、

居心地の良さから 今では 病院に戻りたがっている始末。



ちょっと 省略 してしまいましたが、

簡単に、結果報告を。



― 手術をした日の朝


先生: 頭を上げるのも、しばらくは無理でしょう。

ミキ: 体を起こし、ママに甘える。



― 手術をした日の午後


先生: しばらく餌は食べられない、食欲も湧かないでしょう。

ミキ: 驚異的な食欲発生



― 手術二日目


先生: 試しに、流動食を 直接胃に 管から入れてみましょう。

ミキ: 餌よこせ


― その日の午後


先生: 食べたそうなので、口から食べさせてみようか…。

ミキ: 間食




… 入院中は まるで病院の主のように振る舞い、

ミキ様専用ベットで横になり、毎日マッサージを受けるという

セレブな入院生活を送っていたらしい。



手術から二週間が経った今、元気におやつをねだっています。


… しいて 悪くなった事を言えば、

朝のミルクと 好物のジャーキーが禁止になって

ご機嫌斜め なぐらい。
 




― ミキは、病院で 奇跡の犬 と呼ばれています。

食欲が、ではなく、回復力が です。



だって、人間に例えたら


おばあちゃんが、

胸からお腹まで切り、

胆のうを切除し、

胃と十二指腸の穴をふさぎ、

内臓を じゃぶじゃぶ 洗い、

塞いで、


その後、飯を食っているようなもんですから。


ちなみに トイレも 自分で行けます。



**********



― 年の瀬に、色々とドタバタがありましたが、

今では 家族みんな 笑顔で過ごしています。



ミキは、運があったのかもしれない。


実際、胆汁が無事に流れていたら、

手術はせず、胃と十二指腸の穴にも気が付かなかっただろう。

そもそも、太りすぎだからか〜で納得して、

今の病院に行っていなかったら…。



結果論ばかりになってしまいますが、

事実、ミキは今、こうして生きていて、

今日も隣で餌を食べている。




ミキの寿命が尽きるのは、まだまだ先の様です。

ミキ様の 食欲が ある限り。
| ゆんさんの日記 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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